2019年04月02日

新聞の記事から読む発達障害

中日新聞の記事に”名作で読む発達障害”という連載がありました。
精神科医の岩波先生が書いているもので、第5回は村上春樹さんの「IQ84」でした。

学習障害(LD)は、知的障害との違いがわかりにくい。
LDは全般的な知能の遅れはないにも関わらず、特定の知識領域での技能の習得が困難である。

という記述がありました。
確かに、知的障害と違いLDかも・・と感じる生徒さんは、例えば歴史はできるけど、数学は全くできない・・と言ったように、平均くらいはできるという教科が存在します。
LDは限局性学習障害という病名にが用いられます。
ADHD(注意欠陥多動性障害)も誤解されやすい障害の一つです。
これもLDと混同してしまいがちですが、学習障害ではありません。

IQ84では、読字障害の登場人物が登場する。
読字障害を持っている「ふかえり」の驚異的な記憶力を持っている。
ふかえりの世界観に導かれることによってさらに重層的に展開されていく。

このようにIQ84を紹介しています。
私が一緒に学習している中学1年生の女の子も、実はLDではないだろうかと思うところが多々あります。
+自閉症スペクトラム障害を考えています。
ただ、ある一定の単元に関してはとても細かいところまで説明できるのですが、数学は50点満点のテストで2点。
点数を見てさらにやる気を無くすといった感じです。
同じように中3男子生徒にも1人、同じような症状を持っています。
それぞれの学習障害に対し、効果的な学習方法があると、S先生に教わりました。


ソーシャルスキル尺度の結果から、課題項目の検討をしてみます。
チャレンジした内容を、次回からUPしていきます。




  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 10:00Comments(0)チャイルドマインダー子育て

2019年04月02日

価値観の違い

今日は、中学生・高校生の男の子を持つお母さんのお話です。

中学生・高校生の男子ならば興味を持つことが当然であろう”女性”
昔はベッドに下にこっそり置いていた雑誌があった、という方も少なくないのでは!?

現代の男の子は違います。
なんといっても電子機器があります。
家族が使うパソコンなんて使いません。
そう、ゲーム機です。
インターネットにつながれば何でもいいんです。

この家の場合は、任天堂DSでした。
DSでもYouTubeを見ることができます。
YouTubeにはいろいろな動画があります。
もちろん、法に触れるような画像は、管理の方々がチェックをしていますが、全部いっぺにんには消せません。

そう、息子さんはDSでちょっと?エッチな動画を見ている間に、あろうことか寝落ちしてしまったのですface08
部屋の電気をつけっぱなしで・・・
お母さんは「早く寝なさい」というつもりで部屋をノックします。
寝てしまっているので、返事はありません。ただ、かすかに音が聞こえます。
お母さんは部屋を開けます。
そして、画面を見てしまったのです。

まぁ、男の子だったらこういうこともありよねって思えますか。

このお母さんの場合は思えなかったのです。
それどころか、大声で怒ってしまいました。
そして、息子のことを汚らわしい目で見るようになっていきます。

「息子のことが気持ち悪い」

その気持ちが息子さんにわかるのか、関係が悪化していきます。

このころ、お母さんに相談されました。
そういう状態になってからの相談だったので、息子さんはもうグレてしまっていて、修復が難しい現状でした。

聞けば、このお母さんは自分が姉妹のみで育ってきたので、若い男の子の感覚がわからない、というのです。
でもね、子どもを産んだってことは、それなりに知ってるってことでしょ・・ってことで、落ち着いてお話を聞きました。

お母さんも「そうだよね、理解しなくちゃいけないんだよね」と言っていましたが、

お母さんが一番に思うべきこと、やるべきことは

自分の子どもを信じること

だと思います。
そのことだけは、お伝えしました。

  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 07:00Comments(0)ICT子育て

2019年04月01日

発達障害とは

発達障害とは

の働き方の個性が強い
ものごとの捉え方に違いがある
行動の仕方が違う

総じて、日常生活に困難がある

こんな状態のことを言うそうです。

たしかに 個性的!
その個性の中に、天才的な部分があるかたもたくさんいらっしゃいます。
ただ、あまりにも人と違うために、学校などの集団の中で”みんなと一緒”という行動ができない。
言わなければ良いことを言ってしまう。
動いてはいけないときに動いてしまう。


発達障害は、個性の延長線上にあるというのです。

脳には”脳番地”というものがあります。
私が参考にしている本です。

発達障害の子どもを伸ばす脳番地トレーニング


脳の中がバランスよく成長していると、所謂正常な働きをしてくれます。
どこかに偏って成長していると、そこだけが偏って個性として現れます。

精神的な発達障害の場合、育て方や環境によって変えていけるものだということを知りました。



(次回更新は明日7:00)  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 14:00Comments(0)チャイルドマインダー子育て

2019年04月01日

チャイルドマインダーとは

私は、チャイルドマインダーの資格+BTEC、を持っています。

といっても、チャイルドマインダーってなんでしょう・・。となる方も多いと思います。

日本チャイルドマインダー協会のHPには
チャイルドマインダーとは、家庭的な保育サービスを行う専門家であり「少人数保育のスペシャリスト」です。子どもを主体とした「質の高いかかわり方」を追求しながら、一人ひとりの「個」を尊重し、自立心を育成します。
ありのままの姿を深い愛情で受け止めながら、自ら考える思考力を育て、自立心を育む環境を保護者とともに作り上げていく、それがチャイルドマインダーの役目です。
待機児童の増加や、時間外保育など保育ニーズの多様化、保護者の教育意識の高まりの中で、チャイルドマインダーの活躍の場は、事業主としての保育所経営や派遣業、各種教室の経営、子ども関連事業など、子どもに関わる現場などに広がっています。また現役保育士や幼稚園教諭のスキルアップや子育てに役立てたい方にも注目されています。

と記されています。

具体的には、
・0歳から12歳までの乳児・幼児・学童の子ども達を預かることができます。

学習塾や、ピアノ教室、英語教室などと併設で開業しているチャイルドマインダーもたくさんいます。
園児・学童の兄弟を同時にあずかることができたり、インフルエンザなどの病気に罹っていてもお預かりできるので、急なお子様の体調不良に対応できるという利点もあります。
もちろん、病院に連れて行ったり、元気であれば遊びに連れて行ったり、自分の子どもと同様に過ごすことができます。
☆年齢により1人で預かることのできる人数は制限があります。


BTECとは、<Business and Technical Education Council>の略で、イギリスの資格認定機関Edexcelから発行される職業認定資格で、世界140カ国以上の公的機関で導入されている国際基準の小児国際救急救護法を学び、小児MFAチャイルドケアプラス®国際修了認定証

日本チャイルドマインダー協会

私は、静岡のヒューマンアカデミーで資格取得しました。
チャイルドマインダーで調べると、もっと安価で短期間取得できるところもあるようですが、静岡の内容はとても充実していました。

(次回更新は14:00)  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 08:00Comments(0)チャイルドマインダー子育て

2019年04月01日

発達障害の子を持つ保護者様より

(これは、平成29年度の3月に書いた記事です)


今日、衝撃的なことを聞きました。
3児の母である40代の女性は、発達障害の子どもさんを育てています。
3人中、2人が重度の発達障害、1人は自閉症と診断されています。
とても穏やかに話をする方ですが、意志の強さが見てとれます。

私たちの住んでいるS市の地元の小学校には特別支援学級があり、地域の特別支援級の子どもを預かる学童を併設していました。
その学童が3月で終了します・・という通知が2月に来たというお話を聞きました。
その後の預け先はご自分で決めてくださいというとても不安の残る文書でした。
それをもって、学童に預けていた保護者の方々が立ち上がり、教育委員会へ、子育て支援課へ、市長のところへと訴えをしてきたそうですが、ついにはどこも何もしてくれることなく終了しました。

結局、近隣のK市の団体が、この町に支援の子を預かる施設(民間)を開業してくれました。
ただし、支援級の子どもさんを預かるための支援員の人数のこともあり、全員が、毎日子どもさんを預けることができません。

保護者の方々は、相談して、順番に曜日ごとに子どもさんを預けていました。
もちろん有料です。

現在は共働きの夫婦が増え、保育園の待機児童問題などが世間では問題になっていますが、こちらも深刻な問題です。
障害がある=お金も普通よりもかかる
だそうで、働かないわけにはいかない方が大多数です。

子どもさんは将来、就職できてもとても安い給料で働くことになることが目に見えている・・
保護者としてできることは何か
先に死んでいく者として、自立した生活ができるように育てるにはどうしたらよいか。

考えている間に時間も過ぎて行ってしまうから、動くのみなんです!と仰っていました。

なるほど、市の意向もいろいろある中で、こういう問題があることを知りました。

市の広報誌をじっくり読むようになりました。
市議会の広報誌をしっかり読むようになりました。
1人1人が考えるってこういうことだと実感しています。
  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 07:00Comments(0)チャイルドマインダー子育て

2019年03月31日

Blogお引越し

☆Blog引越し作業中~
 これからは、こちらでお世話になります。
 宜しくお願い致します。
  


Posted by Hachiyaチャイルドマインダー at 22:48Comments(0)チャイルドマインダーICT子育てその他